YAMADA

GSユアサのバイク用バッテリーのシェアは世界トップクラス。実は高校時代、ソーラーカーで技術協力していただいていた企業だったこともあり、興味を持っていました。地方都市にも、このように世界的なシェアを持っている会社があることを知り、ぜひ働いてみたいと思って入社を希望しました。

私の仕事は、メーカー国内唯一のバイク用バッテリー工場で、まさに世界トップシェアの蓄電池に初充電を行う工程。電池に電解液を入れる注液作業は、これから製品となるバッテリーの可能性を広げる作業であり、私の手で電池に夢を詰めるようなもの。ここから世界中に渡る製品を作ることに誇りを持って臨んでいます。

当社は年に１回の慰安旅行があり、私も社会人初の一大イベントに参加しました。行き先は社員の中から旅行委員会を選出して決めており、これまでには北海道や九州、沖縄、台湾にも行ったそうです。今回は金沢。普段は挨拶だけの社員のみなさんとも話ができ、一気に距離が縮まった感じです。
そして、当社でユニークなのは誕生日にケーキがもらえること。
会社では結構前から続いているそうです。少し前まではホールケーキだったようですが、最近は希望に沿って、ホールでもショートケーキでも選択できます。

いくつになっても自分の誕生日を祝ってもらえるのは嬉しいです。 社内は普段から和やかで、趣味の車で盛り上がることもあります。先輩も上司も穏やかな方が多く、話しやすい雰囲気です。

１日の仕事は、バッテリーの製造工程における検査を中心としたマシンオペレーション。入社後から先輩社員がOJTで丁寧に教えてくださり、最近は少しずつですが任されることも増えてきました。

バイクのバッテリーは走りの肝である起動電力に関わるものなので、小さなミスが致命傷となってしまいます。しかも満充電は1台23時間。ほぼ１日がかりなので、機械エラーやトラブルでマシンが止まると、作業工程にも遅れが出て、納品にも影響が出ます。「今日も１日トラブルがありませんように」と祈るように仕事に入り、ノントラブルで１日の作業を終えた時の達成感は格別。「また明日も頑張ろう」と、よりよい製品づくりへのモチベーションになります。

これからも高品質の製品づくりのために、職場で信頼を得るのはもちろんですが、世界トップシェアの製品づくりを一緒にできる、元気な後輩たちの入社も待っています。